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Philosophy

Philosophy

人生にそっと寄り添う建築

デザインの発想の原点は長く過ごした北欧での自然や暮らしにあります。
冬が長く厳しい北欧では、部屋で過ごす時間が自ずと長くなり、日々の暮らしや身の回りをいかに豊かにできるかが鍵となります。
そこで生み出されるデザインは、自然をモチーフにしてシンプルでありながらも、機能性と実用性を実現しています。
また、同時に心地よさと人間味に溢れています。
これらの体験から、「人・建築・環境」を一体的に捉え、共に歴史を歩み記憶を刻みこんでいく建築を目指します。

Lifetime intergrowth

The inspiration for our design came from the nature and lifestyle in Scandinavia, where we spent a long time.
In Scandinavia, where winters are long and harsh, people naturally spend more time in their rooms, and the key is how to enrich their daily lives and surroundings.
The designs created here are simple, inspired by nature, yet functional and practical.
At the same time, they are full of comfort and humanity.
Through these experiences, we aim to create architecture that captures "people, architecture, and the environment" as a whole, and together they go through history and imprint their memories on our lives.

Access

〒456-0002
名古屋市熱田区金山町二丁目3番5号
金山ウッドシティビル1階
3-5 2chome Kanayama Atsuta ward,
Nagoya Aichi 4560002, Japan

Award

木材利用優良施設等コンクール 優良施設部門 優秀賞

Publications/ Seminar/ Exhibition

Publications:

ウッドミック, Vol.42 No.490, 2024年1月
ウッドミック, Vol.41 No.489, 2023年12月
日経アーキテクチャ 2023年9月28日号(No.1248)掲載
ウッドミック, Vol.41 No.483, 2023年6月
林経新聞, 2023年4月30日号
日刊木材新聞, 2023年4月26日号
日経アーキテクチャ 2023年2月23日号(No.1234)掲載
日経アーキテクチャ 2022年9月22日号(No.1244)掲載
日経アーキテクチャ 2022年2月24日号(No.1210)掲載
日経アーキテクチャ 2021年9月9日号(No.1199)掲載
日経アーキテクチャ 2021年3月25日号(No.1188)掲載
日経アーキテクチャ 2021年2月11日号(No.1185)掲載

Seminar:

日経アーキテクチュア 木材活用フォーラム2023, 2023年12月7日
愛知建築士会 R5年度非住宅木造建築技術者育成講座(実践編), 2023年10月21日
日本輸入木工機械協会(JWTA) BIMシンポジウム, 2023年10月3日
日経アーキテクチュア 木材活用フォーラム2023, 2023年7月21日
愛知建築士会 非住宅木造育成講習オープニング講座, 2023年6月10日
NSK 名古屋建築設計研究会 名古屋建築設計研究会, 2023年3月14日
日経アーキテクチュア 木材活用フォーラム2022, 2022年12月15日
日本木材輸出振興協 韓国向け日本産木材製品利用促進セミナー, 2022年10月27日
愛知建築士会 非住宅木造建築技術者育成講習, 2022年9月17日
日本木材輸出振興協 2022日本木造技術講習会(中国第2期), 2022年8月10日
日経アーキテクチュア 木材活用フォーラム2022, 2022年7月22日
愛知建築士会 R4木造建築技術者育成講習, 2022年6月23日
日本木材学会 木材強度・木質構造研究会 2022年春季講演会, 2022年3月11日
日本木材学会 居住性研究会 2021年度 講演会, 2022年3月8日
日経アーキテクチュア 木材活用フォーラム2021, 2021年12月9日
木材工業新聞社 住宅問題研究会, , 2021年12月8日
日経アーキテクチュア 木材活用フォーラム2021, 2021年7月15日
日経アーキテクチュア 木材活用フォーラム2020, 2020年12月17日

Wood

Wood

木との出会い

木という素材は人間にとって最も古く、身近な存在であるといえます。木の魅力は、自然由来かつ再生可能で、人にとってやさしく、温かな雰囲気をもたらしてくれます。近年、主にSDGsの普及やESG投資への関心の高まりを背景として、大きな建築に木を使う場面が増えてきました。

初めて「木造建築」に出会ったのは、北欧のフィンランドに留学していた時のことです。厳密には、木の建築自体には随分と前から出会っていて、特に日本に昔からある社寺仏閣や一般的な住宅に木は使われてきましたが、それらを意識的に見ることは稀でした。

それから木造の美しさや木造に関する肯定的な効果に関する研究や実務を通じて、人々の生活に寄り添い、共感し合える空間を創造したいと強く思うようになりました。単に美しい建物をデザインすることだけでなく、木造を通じて人々の心を豊かにし、幸せな瞬間を演出すること、現代の技術を駆使して地球環境への配慮にも目を向けて、社会としてのサスティナビリティーを実現したいと思うようになりました。

木造建築は、地域の文化を尊重し、木という独特の時間軸をもったマテリアルによって過去と未来を繋ぐ空間を創り出すことに他なりません。

これまで木造に関わる中で、多くの人々と出会いました。毎回新しいことにチャレンジして、困難なことばかりですが、一つのプロジェクトが完成したときは、感動と喜びに包まれます。

木と出逢い、木造建築に取り組むことで、色んな人との絆を深めることができました。これからもその絆を大切にし、木造建築の美しさと意味を伝えながら、共感し合える空間を創り続けていきたいと思っています。

Encounter with Wood

Wood is one of the oldest and most familiar materials to us. The appeal of wood is that it is naturally derived and renewable and brings a warm and gentle atmosphere. In recent years, the use of wood in large buildings has been increasing.

Encountering "wood architecture" was when I was studying in Finland. Strictly speaking, I had encountered wooden architecture itself long before, especially in the traditional Japanese shrines, temples, and ordinary houses, but it was rare to see them consciously.

Then, through my research and practice, on the beauty of wood and the positive effects related to wood, I became interested in creating spaces that are close to and sympathetic to people's lives. Not only to design beautiful buildings, but also to enrich people's hearts and create happy moments through wood architecture. I also came to want to realize sustainability as a society by using modern technology and contributing to the global environment in a better way.

Wood architecture is nothing less than respecting the local culture and creating a space that connects the past and the future with wood, a material with a unique time axis.

I have met many people through my involvement with wood architecture. Each time I take on a new challenge, it is full of difficulties, but when a project is completed, I am filled with emotion and joy.

Encountering wood and wood architecture has allowed me to deepen my bonds with many different people. I hope to continue to cherish these bonds and create spaces where people can share in the beauty and meaning of wood architecture.